
Vol.5人気そば屋の1日に密着~こだわりと美味しさの秘密~
「驚くほどおいしい!」と口コミをいただく朝食と、サービスのお夜食「子夜そば」が名物の「ホテル・アンドルームス新大阪」。
唯一無二の朝食やおそばを作る、ホテル1Fのそば屋「四十八茶百鼠」(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)に密着――。

すべてはこだわりの出汁から
「四十八茶百鼠」の朝は、毎朝5時、出汁(だし)をひくところから始まります。
大きな鍋にたっぷりと水をはり、北海道の昆布を入れて2時間ほど弱火に。昆布を取り出したら「混合節」を投入。20分ほど沸騰させ、濾して急冷します。
入れる混合節は、そばに合う出汁の味を何カ月もかけて研究し、かつおの荒節・さば節・いわし節のベストな配合を決定。出汁の専門店に特注しているオリジナル節です。


朝食ビュッフェができるまで
こうして作られた、旨味がしっかりある出汁をベースに、朝食メニューが次々とできあがっていきます。
中でもカレーは、複数のルーと黒ゴマペーストに出汁を合わせて複雑な味に仕上げた、根強いファンがついた一品。
茶わん蒸し、揚げ出し豆腐、日替わりのお惣菜など出汁を使ったメニューのほか、具だくさん味噌汁、焼き魚、玉子かけご飯にぴったりの濃厚な生卵&削りたてかつおの荒節など、多種多様なメニューが並べられていきます。
極めつきは天ぷら。8種ほどの天種を、朝食会場の人の流れを見ながら揚げていきます。
揚げたての天ぷらは大人気で、中でも関西名物の紅しょうがが評判。もちろん、天つゆには自家製の出汁が使われています。


やみつきになるランチそば
朝食が終わると、そば屋としてのランチ営業が始まります。「四十八茶百鼠」が提供するのは、一度食べたら忘れられない“変化球”そば。
メニューは冷たいそばと温かいそば1種類ずつ。3ケ月毎にメニューが変わるため、変わる前に何度もリピートするファンも多いそう。
特に人気なのは「ラー油つけ蕎麦」シリーズ。現在4代目まで誕生しています。何種ものラー油を合わせ、にんにくチップや山椒を入れたパンチのあるつけ汁がクセになる味。
他にも、15種類のスパイスを使った「スパイシーカレー蕎麦」、トリュフ味の汁に4時間煮込んだ柔らかな豚肉をのせた「豚とろろトリュフ蕎麦」など、ここでしか食べられないメニューで勝負しています。
麺は、パンチのあるつけ汁やかけ汁に負けない、しっかりと味のある太めの田舎蕎麦を使用。長野県の製麺所から取り寄せ、おいしい状態を保つべく温度管理も徹底しています。
このランチ、そば好きはもちろん、ラーメン好きやしっかりと食べたい方にも満足いただけます。その時のメニューはホテル公式サイトや四十八茶百鼠のインスタグラムでご確認ください。
朝食やお夜食ともまったく異なるテイストなので、宿泊ゲストにもおすすめです。

「新」二代目ラー油つけ蕎麦(冷)

豚とろろトリュフ蕎麦(温)
夜は一転、温まるかけ蕎麦
夜の「四十八茶百鼠」には、宿泊ゲストが集まります。21~23時の間、無料のお夜食サービス「子夜そば」が提供されるのです。
温かいかけそばの出汁は、「いりこ」と「鯛」が日替わりで登場。
いりこ出汁は煮干しやかつお荒節、昆布でひいた純和風のあっさり味、鯛出汁は濃厚でインパクトのある味です。連泊してどちらもご賞味いただければ、味の違いがよく分かります。
汁を飲み干す人も多い「子夜そば」も、味わっていただきたい一品です。

新大阪駅から徒歩6分、観光にもビジネスにも便利な「ホテル・アンドルームス新大阪」のおそば屋さんを、ぜひご体験ください。




